10/7おもしろ同人誌バザールプチレポート 「ハレ」の中での戦い方

大崎で3回目(正確に言うと2016年冬のプチイベントもあるので4回目)の開催となる「おもしろ同人誌バザール」。今回は10月7日、「しながわ夢さん橋」というイベントの一環として行われた。

しながわ夢さん橋は10月7,8,9の3日間でのべ10万人近くの人で賑わうお祭りだ。その中に出展できるということで、私もそれなりに期待をしていた。なぜなら、8月に同じように大崎駅周辺で行われたおもしろ同人誌バザールでは、かなりの売上を出すことが出来たからだ。その再来を期待していた。

ところが。

結果は惨敗。手にも取ってもらえないし、そもそも立ち止まってくれさえしない。客層のうち多数が「親子連れ」「ご老人」と全くもって同人誌と合致しない人たちなのは確かなのだが、それにしても売れなかった。これは当サークルに限らず、殆どのサークルにあてはまったのではないかと思う。

原因を当日午前中に降り続いた雨に求めることもできるかもしれない。だが、このイベントのことを終了後1週間ずっと考えていた私は、それだけではなく、別の原因があるのではないかと思い始めていた。

お祭り感の欠如

ではないだろうか。配置が駅から見てメイン会場の反対側だということもあろうかとは思うが、飲食や物販ブースも含め周囲全体が、もっとお祭りの感じを出していけばよかったのではないか。コミケなどに見られる「非日常感」のような空気を醸成することが出来なかった。ご当地キャラたちがステージをやったり、山手線を貸し切ってイベントをやったり、そういう「ワクワク感」みたいなものを、サークルサイドからもっと出さなければいけなかったのかもしれない。このイベント目当ての集客がもっとあれば、相乗効果も生み出せると思うのだ。

個人的にできそうな対策はこれを考えているのだが・・(期間限定公開)

それ以外にもできることはあると思う。

おそらく12月に行われるであろう大崎開催のおもしろ同人誌バザールではもうちょっと仕掛けをしたいし、来年のしながわ夢さん橋に出るようなことがあれば、知恵を尽くしてリベンジをしたいと思っている。