出雲駅伝をちょっと考えてみる
学生三大駅伝の開幕戦、出雲駅伝。
区間距離が総じて短く、スピードランナーを擁する大学が有利とされている。6区間しかないため全体の選手層よりも強い選手が複数いる大学のほうが適性があり、アンカー区間が長いので強いエースがいると有利になるのも特徴(なので過去は山梨学院大、日大が強かった時期がある)。
ということで考えてみると、エントリーメンバーの5000mの持ち時計は青山学院大学と東海大学が抜けている。世間的な評価は「青山学院大が2年連続の三冠達成なるか?」だろうが、実はここが一番取りこぼす可能性があると踏んでいる。つまり、東海大の優勝も十分可能性があるということだ。特にエントリーメンバーの多数を占める2年生が着実に成長しているのが心強い。青山学院大とのデッドヒートになる予感がする。
その他の大学を見てみると、立て直しを図る東洋大、駒沢大はそれぞれ1年生が2人メンバー入り。実績に乏しいながらも成長が楽しみなメンバーとなった。駅伝をここで経験することで出雲、箱根につなげることができるか。神奈川大はスピードよりスタミナがあるランナーが多いため、もしここで好走するようであれば箱根駅伝に大いに楽しみができる。
関西勢では関西学院大学に関東勢の一角を崩せる力がある。時計は足りているのであとは駅伝経験をどう補うか、だろう。
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