オールカマー回顧 ルージュバックの変化と今後
9月24日の中山メインレース、オールカマー。ルージュバックが勝ったのはいろいろな意味で意外だった。
もちろん、今回のメンバーでもトップクラスの実力はあるのはわかっている。牡馬混合でも重賞を勝てるレベルの馬、もちろん勝っても不思議ではない実力がある。
しかし今回は、戸崎騎手が同じ馬主のステファノスに乗り替わりになったことから、勝負になるのはステファノスの方なのではないかという意識が働いたのだろう。結果5番人気になったのは、「戸崎騎手に選ばれなかった」ということがマイナスになったのは言うまでもない。しかし、代役として北村騎手は上手くエスコートをすることができた。これは収穫だろう。
そして、もっと大事なことが。以前からこの馬に関しては「天栄所属」と言われるほど、ギリギリまで天栄で調整されていた。にも関わらず今回は・・
なぜこうなったのかは馬房の関係かもしれないしよくわからないが、たかが1週間とはいえ調整過程は大きく異なる。さて、これで結果が出たことで次はどうするのか。厩舎とノーザンファームの間で話し合いがなされるのであろうが、次に出てきたときにどういう過程になるのかが興味深い。個人的にはもう1回今回のパターンを試してほしいようにも思うけど、元に戻すんじゃないかな・・