DMMバヌーシーは最初の馬が走るかどうかで決まる 

避けようと思ったテーマではあるけど、やっぱりこれについてはある程度書いておいたほうがいいだろうなと。

DMMという会社は、スクラップアンドビルドの繰り返しによって成長してきた会社であることを理解しておく必要がある。これはAVだけに限った話ではなくて、DMMで立ち上げた事業でもすぐに撤退したものが多数存在する。

現在は、ゲームズ(艦隊これくしょん、刀剣乱舞など)、証券(FXでシェアトップだそうで)などの事業が成立してきて、アダルト関連の売上がなくても会社として成立するようになったわけだけれども、ゲームズも艦これのヒットがなかったら今頃は撤退をしていたかもしれないと思う次第。損益の見極めが早くて、大きな失敗がない。そういう会社だと私は思っている。

で、バヌーシー。

これに関しては、「損をするからといって早急に撤退することが出来ない」事業だと思っている。始める以上は利益を出したいと思って始めたことなのだろうが、蓋を開けてみると出資馬には売れ残りが目立つ。最終的な数字は確認していないが、19日に締め切ったサビアーレの2015(ディープシャイン)は、2000口は販売されていないと思われる。

例えば運用費、宣伝広告費、アプリの開発費など、通常のクラブでは月会費によって賄われていることを、最初の出資金で全て賄う形になる。おそらく広告宣伝費は相当な金額をかけているしシステムやアプリにも膨大な金額をかけているため、現段階では大幅な赤字であろう。この補填はおそらくDMM証券で行っていることが予想されるが、会社の想定より売れていないのは間違いないと思える。

ただ、損をするからといってすぐに見切れないのが一口馬主。なにせ、すでに2017年産(デビューは2019年)まで募集をしてしまっているのだから、「売れないからやめます」というわけにはいかない。おそらく赤字は膨らむ一方になってしまうと思われるが・・

では、打開にはどうすればいいのか。単純な話で

馬が走ればいいのだ。

DMMバヌーシーで募集した馬が大きなレースを勝てば、それで宣伝にもなり出資者が集まる。現在のキャロットの隆盛は、シーザリオを始めとしたキャロット所属馬が大きなレースを勝ちまくり、会員に夢を与える役目を存分に果たしているからだろう。

そういう意味では、今年デビューする2015年産駒がどのような走りをするのかが注目だ。全滅するようだと非常に前途が多難になるのだが、正直なところ厳しいような気がしてならない・・

あ、余談については下にあるあの場所で。

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